経済・調査統計
2013.3.27 2013年度の雇用動向に関する九州企業の意識調査
正社員採用、4年連続で改善
~改正高年齢者雇用安定法等への対応、
「60歳以降の従業員の賃金体系の見直し」が約6割~
2013年度の雇用動向に関する九州企業の意識調査が帝国データバンクより公表されました。
調査結果(要旨)は、以下の通りです。
1.2013年度の九州企業の正社員採用、「増加する」が25.6%で前年比3.4ポイント増と4年連続で改善。全国10地域中3番目の高水準。「採用予定はない」は32.1%で前年比5.8ポイント減。
2.雇用環境の改善時期は、「2013年度」が11.5%、「2014年度」が19.3%、「2015年度」が11.6%となった。全体の約4割が今後3年以内を見込んでおり、「長期的に改善する見込みはない」が大幅に減少し、今後の雇用環境への見方が改善していることがうかがえる。
3.現在の高齢者雇用についての対応状況は、「継続雇用制度の導入」が約7割となった。
4.改正高年齢者雇用安定法等への対応は、「60歳以降の従業員の賃金体系の見直し」が約6割となった。正社員採用の抑制による対応は2割強となった。
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